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自社研究施設:電磁シールドルームのご紹介

2024.02.19

日本環境アメニティ株式会社(以下、NEA)は自社研究施設 竜ケ崎研究所を所有しております。そこには当社特有の技術「音・電磁波」に関する様々な研究及び製品や技術開発を行うための設備があります。その中から今回は「電磁シールドルーム」をご紹介いたします。

004-01.png日本環境アメニティ株式会社 竜ヶ崎研究所(茨城県龍ヶ崎市)

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電磁シールドルーム(イメージ)

電磁シールドルームとは、外部からの電波の影響を受けず、且つ外部に電波を漏らさないよう設計・施工された部屋です。

あまり聞き慣れない設備名称とは思いますが、皆さんが使用しているスマートフォンやWi-Fiはご存じの通り電波を利用した媒体であり、これらを提供する通信キャリア様はもちろん、通信を利用したサービスを展開する機器メーカー様は、問題のない使用のために日々新規開発や検証を行う必要があります。そのためにはこのような設備が必要不可欠で、実は日常生活と非常に密接な関係性があります。

通信を利用したサービスの中で、「5G」という言葉をテレビCM等で耳にされている方も多いのではないかと思います。当然「5G」を利用した通信機器などを展開するにあたっても検証設備が必要となり、NEAのシールドルームも、このニーズへ的確に対応したものになっています。当社のシールドルームは、5Gの通信帯域であるSub6と呼ばれる3.7GHz4.5GHzとほぼミリ波帯である28GHzはもちろん、上限60GHzまでの帯域に対応しており、多様なニーズにお応えできるよう社内研究・検証に利用しています。また、「5G」に限らず、より幅広いユーザー様に対してのサービス提供を目的として、実際にシールドルーム導入をご検討されているお客様を迎え入れ、体感していただけるようにも整備中です。

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電波実験をするために試験体を設置する開口

シールドルームには多様な試験体の設置が可能です↓

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RFコネクタパネルのシールド性能試験/スプリンクラー貫通部のシールド性能確認試験

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その他、様々な試験体を測定しています

電磁波シールド事業について

以上、もしご興味がある方がいらっしゃいましたら、弊社までご一報ください。

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