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音の評価指標

騒音・振動の測定

騒音レベル

騒音の評価時に用いられる測定量は一般的に「騒音レベルLpA(A特性音圧レベル)」です。これは人の聴感を考慮した値で、騒音計を用いて測定が可能です。

等価騒音レベル

時間平均騒音レベルとも呼ばれる等価騒音レベル$L_{\mathrm{Aeq,}T}$は、ある時間範囲Tにおいて、変動する騒音の騒音レベルをエネルギー的な平均値として表したレベルです。

測定方法としては、積分型騒音計を用いる方法が簡単です。また、騒音計で瞬時値を一定時間ごとに読み取り、式(1)で求めることも可能です。

\[ L_{\mathrm{Aeq,}T}=10\log\left[\frac{1}{n}\left(10^{\frac{L_{\mathrm{A}1}}{10}}+10^{\frac{L_{\mathrm{A}2}}{10}}+・・・+10^{\frac{L_{\mathrm{A}n}}{10}}\right)\right] \tag{1} \] 

時間率騒音レベル

Nパーセント時間率騒音レベル$L_{\mathrm{A}N \mathrm{,}T}$は変動騒音の変動幅を捉えるために、用いられる評価方法です。対象とする時間のNパーセントの時間にわたってあるレベルを超えている場合の騒音レベルのことをいいます。中央値は$L_{\mathrm{A}50}$となり、90%レンジのの上端値が$L_{\mathrm{A}5}$、下端値が$L_{\mathrm{A}90}$となります。

単発騒音暴露レベル

単発騒音暴露レベル$L_{E \mathrm{A}}$は、単発的に発生する騒音の全エネルギーと等しいエネルギーをもつ継続時間1秒の定常音の騒音レベルと定義されており、式(2)で表されます。

\[ L_{E\mathrm{A}}=10\log\left[\frac{1}{T_{\mathrm{o}}} \int_{t_1}^{t_2} \frac{p_{\mathrm{A}}^2(t)}{p_{\mathrm{o}}^2}dt \right] \tag{2} \]

最大騒音レベル

最大騒音レベル$L_{p \mathrm{A,Fmax}}$は、ある時間範囲における騒音レベルの最大値です。

航空機騒音

航空機騒音は、時間帯補正等価騒音レベル$L_{\mathrm{den}}$を用いて評価します。
$L_{\mathrm{den}}$は昼間、夕方、時間帯別に重みを付けて求めた1日の等価騒音レベルで、式(3)で求められます。

\[ L_{\mathrm{den}}=10\log{\frac{T_0}{T}\left(\sum_{i}^{}10^{\frac{L_{E\mathrm{A,d}i}}{10}}+\sum_{j}^{}10^{\frac{L_{E\mathrm{A,e}j}+5}{10}}+\sum_{k}^{}10^{\frac{L_{E\mathrm{A,n}k}+10}{10}}\right)} \tag{3} \]

参考文献:前川 純一他. 建築・環境音響学 第3版. 共立出版. 2011

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